ひなびたブログ

ひな・びる【鄙▼びる】( 動バ上一 ) 田舎らしい感じがする。野暮である。いなかびる。 「 - ・びた温泉」

最近ハマった生き残りゲー

最近ハマったゲームを誰かに紹介したくてたまらないのでブログを書くことにした。


その名もDon't Starve Together。

通称ドンスタというらしい。


なんかシリーズもの?のSwitch版?らしい。Steamでも同じのがあるとかないとか。でもSwitch版とSteamでは一緒に遊べない?とかなんとか。その辺はちょっとよくわからないので、今回は私が遊んでいるSwitch版のソフトの話しかしません。

オンラインでマルチプレイができるので、本当に誰か一緒にやろう。



やることといえば、資材や食糧を集めて日々を生き延びる。それだけ。でも、可愛い?絵とエグい難易度でなかなかクセになるのだ。

リアル時間だいたい8分くらいでゲーム内の1日が終わるんだけども、これがまーあ全然初日で死ぬ。空腹で死に、モンスターに殴られて死に、暗闇に飲まれて死ぬ。最初だと7日も生き延びられない。けど、攻略wikiによるとこのゲーム最大の山場は20日以降にくる冬の季節とのこと。山場に辿り着けすらしないが!?って感じ。

ゲーム内でチュートリアルが一切ないので最終的に攻略wikiは必須になるけど、最初は絶対絶対初見でプレイしてみて欲しい。ほんとなーんにもわからないままどんどん死んでいくから。


ざっくり内容を紹介すると、概ね1年間を生き延びることが目的のゲームになると思う。

スタートが秋で、冬になると季節ペナルティでさらに生存難易度が爆上がりする。冬を終えて春になってもそれなりに危険はあって、夏になるとこれまた特有の危険がある。ゲームを通してその日その日を凌ぎながら、次の季節に備えてアレやコレやの設備を整えていかなければならない。それが面白い。もちろん2年目になっても生活は続くので、より発展した秋を過ごしていくことになる。


操作できるキャラクターもなかなか個性豊か。木を切るのが早いキャラ、初手から火が使えるキャラ、攻撃力が高いキャラ、敵モンスターなんかも使えたりする。私は初心者御用達の、自分の代わりに戦闘してくれる幽霊が扱えるキャラを愛用している。

各々個性があるので、マイクラと違って、上級者がいたら初心者にはやることがない、なんてことにはならない。そこが結構いいところだと思う。私はマイクラほぼ寄生プレイになっててなんか申し訳ないと思ってるから…。

ソロで生き残りやすいキャラと、マルチで相性の良いキャラの組み合わせはまた違いそうなので、一応ソロで一年を達成した私もまだまだ新しい遊び方ができる!というかしたい!ので誰か一緒に遊んで欲しい!


なんかほかにもアピールポイントはあるんだけど、1500円くらいで買えるのでスタバのメロンのやつ2杯分くらい我慢して買ってみて欲しい。2人までなら1ソフトでもローカルで一緒に遊べるから、2人で1杯ずつ我慢してみてほしい。


そんな感じで、最近ハマってるゲームの宣伝でした。誰か一緒にやろ。

回し者じゃないよ。

漢検を受けてきた話

電車に乗って、降りたことのない駅で降りて、葉書に印刷された簡略な地図から目線を上げて周囲を見た時、同じことをしている人が何人もいた時の安堵感といったら。


私が受けてきた会場の最寄り駅は、駅前の1番大きい建物がパチンコ屋さんって感じの廃れ方の駅だった。で、そんな駅に高校生〜大学生くらいの人が何人かいたらそれはもう同じ目的地でしょうと完全に安心して後ろに着いていくところからスタート。

30分前くらいに目的のビルに着いたけど、会場の開場は20分前からとのことでロビー的なところでつらつら漢字練習帳を見直し。

やっと会場が開いたと思ったら、会場内では参考書やスマホは取り出せないとのことで、みんなで廊下に立ちながら最終確認をしたり。ぞろぞろと群れながら立ち勉強なんて高校時代にもしてないかもしれなくてちょっと面白かった。


試験内容とか出来については、また結果が返ってきたらということで。

ブログを書くきっかけがそうそうないので、ネタは大事に取っておこうと。


試験終わって会場出たら、次の時間帯の受験者がもう待ってたんだけど、お母さんと手を繋いでいるような小学生低学年くらいの子が大群でいて、偉いなあと思いました。多分次が10級とかだったのかな。

私も子供の時分にこういうの受けてたらまた違ったんかなあ。好きになって資格取りまくる人間になってたか、勉強嫌いが加速してたかはわからんけども。


あとは見慣れない街をポケモンGOしながらふらふらまわってから帰ってきました。

当日の思い出はこれくらい。

思ったよりも書くことなかった。ざんねん。楽しかったんだけどな、文字に起こすとあんまり大したことないね。

日常を劇的に書ける方、今回の文章はリライト自由ですので是非どうぞ。


漢検を受けようとしている話

6/19の漢検に申し込んだ!!!!!


(実は3月の漢検にも申し込んでいたのだが、後から家族旅行の予定が入ってしまって欠席になってしまったのだった)


本当は準二級から受けて合格の喜びを体験したかったのだが、なんと気が付いたら申し込み期間が終わっていた。期間短すぎるのよ。ただ二級なら席が空いていたらしく追加申し込みができたので、してみた。9月に前記事を書いてから2ヶ月ほど準二級の勉強をしていたので、一級上げたことで結果的にはちょうどよい負荷になったのかもしれない。

最近は会社でメモをとるときも出来るだけ漢字を書くようにしています。


漢字の勉強をしていてなんとなく、なんとなくだけど、思った。

勉強、好き。

答えがあるものを記憶して、擦り合わせて正解する行為が好き。単純に暗記が好きなのかもしれない。

高校時代とかあんなに勉強を避けていたのにな。

でも大人になると、単純記憶だけでは処理できない仕事、マニュアルもないのに振られる新しい作業、正解のない判断の連続、作成した資料は基準の曖昧な不可で返され、自分の価値も他人の評価に委ねられがち。

そんな中で努力したものがそのままわかりやすい数字になって出てきて、失敗も間違いも修正点も明白。勉強という行為、ストレスフリーすぎる。

社会人になると急にわけわからん資格とか取り始める人の思考は絶対これと同じだと思う。


とにかく楽しく漢検に向けて勉強している。先日ようやく対象漢字を一通り書き出したので、今日は過去問をひとつ解いてみた。

200点満点で、8割取れたら合格。

だいたい試験1ヶ月前の現在、144点。

あ〜〜この字どんなんだっけ〜〜!?で落とす問題が多すぎる。これがスマホ中毒者の末路。「オトロえる」が書けないのは流石に衰えすぎである。

読みの方は問題ないので、「書けるはずなのに」を減らしながら四字熟語と部首を暗記していく学習計画を立てている。



1番不安なのはちゃんと試験日に試験を受けに行けるかどうかなのだけれど、そこはそれ。

目標があると日々が楽しいね。

頑張っていきましょう。



漢検を受けようと思った話

漢検を受けてみよう!と思い立ったので、決意を文章に認めておく。


先日誕生日を迎え25歳となった私だが、四半世紀にわたって、試験・検定の類を避けられるだけ避けてきた人生であった。というか、そんなものを受けるという選択肢がなかった。なので、小学生のころから漢字が大好きで最終的に大学で日本語を専攻して学ぶほどであるくせに漢検の一つも持っていない人間が出来上がった。今になって思えばとにかくもったいないことだった。けれどそんなこと気づきもしないくらい、漢検も英検も資格も私の人生には関わりのないものだった。

さて、そのくせ何故今頃になってやる気になったのかといえば、ミーハーなことにYouTuberが原因である。最近になって歌とゲーム実況以外でYouTubeを見ることを覚えた私だった。何を隠そう、東大発の知識集団QuizKnockにハマったのである。ほんと、頭のいい人大好き。
そして中でも漢字王山本さんに沼った私は、中学生ぶりくらいに漢検という概念と再会する。彼は漢検準一級ホルダーというステータスで、漢字関連の難問クイズ動画に出演率が高いのだ。それを楽しく見ているうちに、ふと、雷に打たれたように、突然、4コマ漫画で言えば2コマ目くらいのタイミングで、私も漢検を受けてみよう!という気持ちになった。
そう、これはたぶん、推しと同じことをしてみたい!というオタク心である。気持ちとしては聖地巡礼に近い。推しが受けたという漢検なるものを私もしてみたい。ちゃんと勉強して試験会場に行ってテスト受けて結果をドキドキしながら待ってみたい。もう聖地巡礼そのものだ。
三次元に推しができるのはほぼ初めての経験なので、正しい推し方なのかまったく自信がない。でもたぶんQKのファンでおんなじことしてる人53248671304万人いると思うから大丈夫。

そんなわけで、「漢検の勉強をして、試験を受けてみる」が目的です。
10月分の申し込みは終わっちゃってるみたいだから受けられるのは2月になるのかな。でもそっちの申し込みはまだ始まってないっぽいので始まるまで待たなきゃいけない…のだろうか。ちょっとだけ調べた限りではたぶんそう。でももう初めてのことすぎてちゃんと受けられる自信がない。不安すぎる。
とりあえず漢検のアプリを入れて漢字書き取り帳を買ってきた。
がんばるぞー。

人生で全く関わってこなかった検定をやってみようと思う機会をくれた推しに感謝。推しよ生まれてきてくれてありがとう。
二次元三次元に関わらず、ほんと、推しは世界を広げるよね🙏


新すばせかの感想文



2007年に発売された神ゲー、「すばらしきこのせかい」の続編が、14年ぶりに発売した。

「新すばらしきこのせかい」を買ったのが9日とかで、一通りプレイし終えたのが昨日。

これから二次創作や考察、攻略をガンガン見ていくつもりなので、誰かの感想や考察に上書きされる前に自分の言葉で感想を残しておきたいと思ったので書き殴りました。

ネタバレを前提とした感想文です。


正直前作の細かいところはうろ覚えだし、リマスター版は最後までやってないし(懐古厨なのでココ?誰だお前!となってやめてしまった)、考察なんてできないのでほんとにただのネタバレ全開の感想文です。














とりあえず一言で結論から言うと………新作すばせかとして楽しみたいのにすげー前作引きずってんなー。そんな感じ。

とりあえず駄作に怯えまくってプレイするの躊躇ってたんですけど、全然そんなことはなくて面白かったです。


まずはゲームシステム編。

システムはなかなか、ノイズ図鑑とかバッジ多種類とかご飯システムとかチェインバトルとかレベル操作とかチャプター操作とか、前作のすばせからしいところはそのままに、特にバトルシステムが大きく変わって、なかなかに新作!感があったかなと。

バトルはいろんなボタンを押したりホールドしたりで、ノイズ入り混じりのわちゃわちゃ感は残したままチーム戦になっていて、これは結構楽しかった!今作の満足度が高いポイント。バトルに関して、ペア戦はDSならではだからSwitchだとどう遊ばせるんだろうと気になってたので…Switchならジャイロ操作があっても良いのではと思ったけど、ジャイロオフにも対応しないとだからボタンが足りなかったのかな。アクション苦手ながら大雑把にだいたい倒せる難易度もありがたい。バトルが新しくなると、もう、新作!感が強いですね。よかった。(正直4人くらいから操作が混乱してつらくて、ネク加入してきたときお前ら何人まで増えるんだ!と怒った。シイバまで操作することにならなくて本当によかった。)

あと新要素の中では、アビリティの解放ができるキャラボードみたいなやつも結構好き。相関図を兼ねててモブの小ネタにくすっとしつつ、マッピングしていくみたいな達成感があって、コレクター魂をくすぐられました。

でもリマインドは全然コツが掴めなくてマジであそこで詰みかけたのでよくないと思いました。私が下手なだけ。

前作から変わって残念だったのはトレンドシステムが無くなったことかなー。流行の街渋谷って感じで好きだったのだけど、時代が変わって渋谷別に流行の先端じゃなくなっちゃったから不採用だったのかしら。

あとピグノイズ。今作はなんだかんだ殴ってたら倒せるやつばっかりでちょっと残念だったかな。前作ではスリープしないと倒せない、みたいなハードのギミックを使った倒し方のバリエーションが凄かったので、今作ももう少し捻って欲しかったなどと。

まあでもシステムは概ね新作感と続編感がいい感じに同居していてとても楽しかったです。


そしてシナリオ編。

すばせかの「現代っ子の人間的成長」という主軸は今作でも踏襲されていて、その上で「現代っ子」のアップデート具合がかなり現代的で良いと思った。わからないことをすぐ検索したり、なんでもフォロワーに聞いてみたり、ネットに落ちてる謎のポエムに共感したり。作中でも触れられていたけど、否定はズバズバするのに肯定と決定がなかなかできないあたりが、すごく現代の問題として親近感があったんじゃないでしょうか。

自分の感情ばかりで世界を閉ざしていたネクと、自分の芯がなく他人に迎合しておくリンドウ。思い切りネタバレをすると、前作のラストでヘッドホンを捨てたネクと今作のラストでスマホをしまったリンドウ。ここらへん対比させたり揃えたりはかなり綺麗で、続編のテーマとしてはまとまっているように見えた。あーこれがやりたかったんだな〜っていうのがすごく伝わった気がします。

その分残念だったのが、過去作キャラの同窓会状態かな。個人的には新作すばせかとしてリンドウの物語をメインに楽しみたいところだというのに、最終章のいいところで前作のキャラが出るわ出るわ、もう全員集合する。ヨシュアも出てきて最後の美味しいところを全部持っていったときには流石に呆れた。フレーバーで収めてくれよ、二次創作かよ!と本気で怒ってしまったもんな。個人的な好み話になるけど、前作要素はネク(とミスリードのビイト)くらいで、他キャラの今は彼らのセリフの端々とか、シークレットレポートとかで知りたかった……………シキなんて自分のブランド立ち上げててゲーム開始当初からウオォオオって思ってたのにご本人登場したしシナリオで全然ブランドのこと触れないし、ものすごく「シナリオのために登場させられた」感が否めない。

そも前作ならプレイしてたからこうやって触れることができてるけど、リマスター版はやってないから、今作で美味しい役所っぽかったココとツグミ、ネクの新宿関連の話についてはマジでなんにも思い入れも理解もないままハイハーイ話進めるよーって感じで終わりましたね。

まとめるともっと新作キャラを軸に話を進めて欲しかったです。このへんが前作に引きずられすぎてると感じたところですね。


いやてかシナリオに関して1番初めに言わせてもらいたいの、ゼタ様は結局なんだったの?ってことだよね。

ゼタ様、初っ端に前作で死んだはずの敵キャラが仲間として登場し「ウワなんで仲間!?どういう流れでここにいるんだろう!」からの離反して「いつどんな感じにシナリオに戻ってくるんだろう!!」からの敵として再登場で「ノイズバージョンで帰ってきた!もしや再共闘!?」からの、最終章のあの使い捨て感はなんなの?コンビニでついてくるおしぼりじゃないんだぞお前。あれだけ引っ張っといて、「敵か味方か!?目的はなんだ!?」ってさせておいてノイズ掃除だけして終わるなよお前。あれだけ意味深に探られてた目的についてなんて、エピローグで1セリフくらいで片付けられてたぞ………。キミは前作でも思わせぶりに禁断復活を遂げて3秒後に潰されていたが、もしやオマージュなの?だとしたら秀逸。前作からのゼタ様ファンとしては正直悲しかったですが……とりあえずインパクト重視だったんですかね、是非もなし


前作キャラでいうと、ネクと見せかけてビイトっていうミスリードは面白かった。最初ネクらしき人を見た時、まさかそんなぽんぽん前作キャラが出てくる流れだと思わなかったから、ネク金髪にしたの!?キャラ変えすぎんか!?と普通に引っかかってしまったね。もっと暴れん坊なイメージがあったけど、かなり聞き分けのいいお兄さんキャラになっていて、成長といっていいのかキャラ改変と言っていいのか反応に困りました。(正直完全にただの木村昴じゃんって思った。絶対寄せに行ったじゃんって思った)

聞き分けが良くなったといえば1番はネクですかね。後輩くんたちを気遣うしミナミモトの事情も慮ろうとするし、ちゃんと謝れるしよく笑うし、キミほんと柔らかくなったね〜〜。アイデンティティとは。


などと前作キャラについてはどうしても思い出補正がかかり色々思うところがありますが、今作っ子たちは結構好きなキャラでしたね。

なんでかっていうとキャラ自体は立っててもみんな流され体質の現代っ子だからか、こっち(プレイヤー)のやりたいことを邪魔してくるキャラがいなくて、メタ的なストレスはなかったのが印象的でした。オメーが駄々こねるせいで話が進まないんだよってことがなくて。

個人的にとても好みだったのが相棒ポジションフレットの成長。これが今時ってやつか!て思ったのが、カノンさんとフレットの感情を始末を「尊敬」で終わらせたのがイイな〜って思ったなー。物語的には最後フレットが「好きでした」って言っててもいいような(その方がシンプルでインパクトが出そうな)シーンでも安易に恋愛にしないでくれたところが、個人的には嬉しかった!そしてそのあとのナギセンとの絡みね。変わった自分を肯定してくれる人がいるっていいね。

ナギセンは今回まとめ役に回りまくってて、シナリオのいいように使われている感が強い、始終「いい人」でしたね。陰キャを自称するくせに陽キャに強気に出ているあたり既に陰キャではなかったね。彼女はシナリオ進行役感が強すぎるけど、すばせかならナギセンのキャスティングも誰か上位存在に意図されてる可能性があるので、これは敢えてなのかなって思う……リンドウメインで補佐にフレットを入れてパーティー構成したときに抜けを補う存在として、ヨシュアとかそのへんがあてがったみたいなポケモンのパーティ組むときみたいな感覚でね。ハネコマさんとか?ミカギさんはマジで新宿の人みたいだから関係ないかなぁ。え、てかあの人ほんとなんだったの?リマスター版の人なのかしら。

敵死神ーズとか他参加者とかおそらく今作ヒロインのショウカちゃんとかに全く触れてないままになりましたけど、ぶっちゃけあんまり思い入れがない。あ!ヒシマさんはすごく好みです!


グラフィック編

相変わらずグラフィティがおしゃれで背景が綺麗だった〜〜!ここは大満足

モデルのあの線が太い感じは意図的だろうけど、好き嫌い分かれるんじゃ?私は絵柄の問題みたいなもんだからそんなに気にしないことにしてた。


サウンド

前作が神曲ばっかりで、そっちのREMIXばっかり気がいってしまったかな前作の曲に勝てる曲はあんまりなかった印象。

SEの気持ちよさは相変わらず。



とりあえず思いついたことをつらつらと書いて自分でもわからなくなってきたのでこのへんで。

ということで、前作を知っている分前作に引きずられているように感じましたが、今作の話をすればゲームとしての基本点が高くて、十分に面白かったです。安定のやり込み要素はたくさんあるし!これから達成率とかシークレットレポートとか回収していきます。バッジコンプ楽しみだな。今作もタイトル画面のキャラ増加はあるみたいだから!

すばせかは前作がかなり良作だっただけに続編のハードルはすごく高かったと思うけど、ちゃんと新しいことしつつ前作を大事に作ろうという気概は感じられてよかったです。無難なまとめに入りましたね。普段ゲームの感想とかこんなに書かないのでなかなか新鮮でした。感想文書き慣れてない感がすごいですね。


クッキングシートとキッチンペーパーは間違いやすいか


一昨日の日曜日、鮭を焼いた。

大学時代は「なんとなく調理が面倒そう」という理由でほぼほぼお魚の類を買うことがなかったのだが、最近になって逆だと気づいたのだ。お魚は焼くだけでいい。塩味が既についているものを買うことが唯一のコツである。そこにお米の代わりに冷奴をつけて、インスタントお味噌汁にお湯を注げば、ボリューム的には完璧に晩ご飯になる。野菜が足りない。

というわけで最近はよくお魚を焼く。

そこでクッキングシートなのである。

食べたい時にフライパンの上に敷いてお魚を乗せるだけでよい。洗い物もかなり軽く済む。素晴らしい発明品だ、と感激したものである。私は今までクッキングシートといえばケーキを焼くときに敷くものという認識だったが、最近はお魚を焼くときに敷くものという認識に変わった。他の用途はまだ知らない。


そのクッキングシートを使い切った。最後の一巻きを終え、箱と芯だけが残った。

買っておかねばお魚が焼けない。

私は買う物リストをメモ帳に残しておかなければ3歩ごとに忘れていくので、完璧な晩ご飯を食べ終えてすぐにスマホのメモ帳アプリを開いた。

買う物リストのページを開いたところで、さらに前にケチャップが切れていたことを思い出して書き足す。そういえば指定のゴミ袋も残り少ない。他には何かあったか、などとつらつらとメモ帳を埋めて、さあそもそも何を書いておこうとスマホを手に取ったのだったか。あれ?

そう、これがとんと思い出せない。何かを買う必要があったはずなのだけれど。これがどうにも思い出せない。確か日用品だったと思ったけれど。確か今日は晩ご飯を作って…料理……料理に関連する…なにか…紙……紙的ななにか……。


そして私は思い出した。


かくしてメモ帳には「キッチンペーパー」の文字が堂々と追加された。スッキリした気持ちでお風呂に入るべくリビングを出る。我が家はリビングと玄関を繋ぐ廊下にキッチンがある。ドアを開けると脇に冷蔵庫が控えている。廊下を進むと横目に見えるシンクには、フライパンと食器が鎮座している。洗い物は明日でいいか。でもお魚なので早く洗っておかないと臭いがこもるかもしれないな、お魚を焼いたから、お魚を。

あっ。




無事にタイトルを回収したところで、ここから先は余談となる。


記憶には意味記憶と手続き記憶とエピソード記憶があるらしい。多分もっと色々あるとは思うが、とりあえずいくつか種類がある。

意味記憶は学校で覚えるような知識的な話、手続き記憶は自転車の乗り方など繰り返し行うことで無意識に身につく記憶、エピソード記憶は昨日なにを食べたかなど。だったはずだ。

何かを覚えるときにはこれらの複数に跨ると忘れづらいという。暗記ものの勉強は、家の廊下のような「いつもと違う場所で」「繰り返し行う」と覚えやすいというのは有名な話である。いつもと違う場所で勉強することでエピソード記憶、何度も行うことによって手続き記憶に関連させる、ということだと思う。いや詳しいことは知らないのであまり鵜呑みにしないで欲しい。

さて、これらはものを覚えるときの話であるが、覚えたものを脳から取り出すときはどうだろうか。


先のエピソードで私は記憶からクッキングシートを取り出そうとして失敗し、キッチンペーパーを持ってきてしまった。これは何故か。

クッキングシートとキッチンペーパー。

ものとしてはかけ離れているが、どちらも台所で使う巻かれた紙状の日用品。カテゴリとしては同じだ。脳内で同じ引き出しの中に入っていておかしくはない。こういう、同じ引き出しに入っているものを取り違えることはままある。常にニコイチでいる2人の名前を、全く似ていないにもかかわらず言い間違えたりすることはそう珍しくもないことだろう。

しかし似た形状のラップとは間違いようがないのは、やはり語感が原因か。「クッキング/キッチン」「シート/ペーパー」、なんとなく受ける印象が近しい単語で構成されているのである。ここに「ラップ」が入る余地はそうそうない。ただ私はよくラップとジップロックは間違えるので、さもありなん。

であればカテゴリが同じというのと同じくらい、語感が近いというのも、脳から取り出す際の大事な要素なのかもしれない。

私が常日頃どれほど文字や言語に頼って思考しているかが分かる事象である。


そういえば人が物を考えるとき、文字先行型か音声先行型かという話もかなり興味深いと思っている。

機会があれば、いつかそんな話も。


傘について

久しぶりにビニール傘を買った。

初めてのブログ投稿がビニール傘についてというのもなんだが、書こうかなと思った日に思いついた話題がこれだったのだから仕方がない。


出かけている途中に突然雨が降ってきて、それもかなりの勢いだったので、行きたい先がある私は地下鉄の改札口近くにあるコンビニで傘を買う必要があった。用事を終えて帰る頃には雨は止んでいて、早まったかなとは思ったけれども、なんだかコンビニのビニール傘というのはそういうものである気がする。

私は貧乏性なのでその場しのぎで物を買うことはあまりない。雨が降ってたら止むまで待つか、走って帰るか、誰かの傘に入れてもらう。出先でビニール傘を買うのは本当に久しぶりだった。下手をしたら初めてかもしれない。知らんけど。



驚いたことに、コンビニで買うビニール傘というものはわりと高い。600円とかした。私が普段使いしているお花柄のポリエステル傘はイオンで1000円だったので、400円しか違わない。半額ですらない。

本体も値段相応の代物だった。65cmとラベルの貼られた傘は大きめで、私1人であればそれなりに余裕を持って入れた。持ち手は黒でなかなか握り甲斐のある太さ。どことなくどっしりした、かなり心強い印象の傘だ。

コンビニで買うビニール傘というと、こう、使い捨ての代名詞みたいな印象があった。2300円で骨の細くて持ち手が薄い、真っ白の、人1人が肩をすぼめて入るような、ザ・ビニール傘、という感じのイメージ。

もちろん広い京都のうち一軒のコンビニで買った傘が全てのコンビニ傘を代表するとは思わないが、「コンビニのビニール傘」の印象をかなり覆してくれた。

私のコンビニ傘への偏見がひどかったのか、それともコンビニ傘が進歩したのか。コンビニでよく傘を買う人がいたら今度こっそり教えていただきたい。

コンビニ傘が進歩したんだとしたら、その歩みも気になるところではある。



余談として。

実はザ・ビニール傘といった傘をよく見る場所がある。晴れた日の会社の傘立て。

私はずっと、あれらは会社のおじさんが出勤途中で雨に降られて慌ててコンビニで傘を買ったはいいものの退社する頃にはすっかり雨は上がってしまっていて困ったおじさんがとりあえず会社の傘立てに置き傘という言い訳をたてて置いていった傘たちなんだと思っていたのだ。けれど今回の体験からするに、あれはどうやら最近のコンビニにあるような傘ではないらしい。

白くて細い、華奢なあの傘は、ではどこで買うのだろう。謎である。